丸山弘起 カナダからのレポート
1.コースの特徴 前半は斜度があって石が多いが、中盤は数カ所軽い登り返しがある(ギャップの様な感じ)後半は斜度が緩く、スイッチバックの多い意外とテクニカルなコース。(レベルは上級者コースとなっている) 2.昨年からの仕様変更箇所 ・ハンドルバーを711mmから760mmに変更。(ライズは以前同様25mm) ・ヘッドアングル変更(以前メールでお伝えした部品工房製タカクラウンとKING純正5mm延長ベースプレートを使用しました。計算上では約66°〜66.5°になっている筈です) ・それに伴い、ハンドル地上高5mm上昇。フロントセンター長10mm延長) ・ チェーンリングを40Tから38Tに変更。 3.フロントフォークについて 昨年まで使用していた二十一型と比べ外見上は全く変わりないが、車体に取り付けて手で押して作動させてみると、二十一型より明らかにコンプのかかり方が違う感じがしました。 実際乗ってみると初期からのコンプの効き方が強くなっている感があり、無駄なピッチングが更に減っています。 ただ昨年のセッティングのままですと減衰が強くなった事により、コーナーで滑り出しが早く、少々接地感に欠ける感じがしましたので、下コンプダイヤルのセッティングから2クリック解放し、上コンプダイヤルを半回転程解放したところ、コーナーが安定する様になりました。 ここのコースはスタート直後に線路の枕木を敷いた階段になっており、しかもガレて、且つ轍が掘れています。直後右に90°ターンするのですが、しっかりとコンプが効いているので全く姿勢が乱れません。おかげで昨年以上のスピードで突っ込んで行けました。 コース中盤に数カ所登り返しがあり、昨年はペダリングを数回入れないと速くクリアできなかったのですが、この仕様にしてからプッシュした時の反応がよりリニアになり、ノーペダリングでクリアし、更に加速する事ができました。 他にもヘッドアングルを若干寝かした事により、フロントフォークの性能と相まって、直進安定性が更に増した感がありました。コーナーでも特にモタつきや倒し辛さは感じませんでした。 4.リアショックについて チームブログで「ニードル改造前と比べギャップの走破性が格段に上がり、かつコーナーでの突っ込みスピードも上がりすぎ・・・・」とか、「バイクのスピードが出すぎて怖い!」など大変好印象な様子。ニードル仕様になって更にスムースになったといったインプレを事前にブログで拝見していたのでとても楽しみでした。 実際に乗ってみると、確かにスピードアップしてしまいます。特にガレ場。以前の仕様以上に何事もなかった様にバイクを前に押し進めてくれます。 先にも書きましたが、今回のコースは後半スイッチバックが続くコースですが、実は斜度が緩く、且つ木の根や石も顔を出しており、これらもペダリングロスの要因になっている様な感じです。でも、明らかにそれらを吸収してくれ、バイクを前に出してくれます。 バームでも減衰がしっかりと効いてくれているので、バームにガツンとぶつけてもロスする事なく、逆にそれを推進力に変えてくれている感じがします。 リアショックもフロントフォーク同様、昨年のセッティングのままですと明らかに以前の「K−9仕様」より減衰が強いので、コーナーで滑り出しが早く、少々安定感、接地感に欠ける感じがしましたので、リバウンドを半回転程かけましたら安定する様になりました。 5.まとめ この新仕様になってから感覚的ですが、明らかに同じコースでも昨年よりスピードとタイムが上がっている感じがします。 ですが感覚で無く、タイム(数字)で表さないとわかりませんので、’次回二十五型フロントフォークとニードル仕様標準減衰のインプレとタイムを計測を行い比較し、レポートいたします。 また、スキー場のDHコースがオープンしましたら、より詳しいインプレをお伝えしたいと思います。